大阪知事・市長W辞職へ 4月に出直し選か
大阪府の松井知事と大阪市の吉村市長は、年明けに二人そろって辞職して、出直し選挙を行う意向を固めた。
松井一郎知事「相手(公明党)からボールが返ってきたのが捕れないボール、ビーンボールでしたので、これは、我々は受け止めることができません」
大阪市を4つの特別区に再編するいわゆる大阪都構想をめぐっては、3年前の住民投票で反対多数となり、松井知事は来年4月までに2度目の住民投票を行うことを目指していた。大阪維新の会単独では府議会と市議会で過半数に届かないため、公明党に協力を要請していたが、今月21日の会談で交渉が決裂したことを受け、4月の統一地方選に合わせて出直し選挙を行う意向を示唆した。
松井知事「選挙は行われるわけですから、(統一選で)府議会、市議会。そこでもう一度、民意を問いたいと思っています。そういう選択肢ね」
松井知事と吉村市長は公明党からの最終的な回答を待って、今月26日にも正式に態度を表明する方針。