スポーツ界でパワハラや暴力などの不祥事が相次いでいることをうけ、スポーツ庁や統括団体のトップが集まる会議が、２６日に初めて開かれた。

２６日に初めて開かれたのは、スポーツ庁の鈴木長官のほか、日本スポーツ協会や日本オリンピック委員会などのトップが集まる円卓会議。

スポーツ界のガバナンス強化のため、スポーツ庁が来年の春ごろまでに、全てのスポーツ団体が守るべき「ガバナンスコード」をつくり、日本スポーツ協会や日本オリンピック委員会などの統括団体が、個々のスポーツ団体について、ガバナンスコードに適合しているかどうかの審査を行う。

スポーツ庁は今後も随時、円卓会議を開き、ガバナンスコードの適合性審査の状況や不祥事発生時の対応を確認するなどして、競技団体のガバナンス強化につなげていきたいとしている。