京都・三十三間堂で新春恒例の「通し矢」
京都の国宝、三十三間堂では、新春恒例の「通し矢」が行われ、晴れ着姿の新成人たちが弓の腕前を競った。
あでやかな振り袖やはかま姿で弓を射る新成人たち。今年で69回を数える「大的全国大会」には、およそ1400人の新成人が参加した。
三十三間堂は、南北の幅が120メートルと横に長い建物で、この大会は、江戸時代、武士たちがお堂の軒下で、1日に何本の矢を射ぬくことができるか競い合ったのが始まりとされている。
若者らが60メートル先にある直径1メートルの的を射ぬくと、歓声が上がっていた。