多くの人でにぎわう東京のＪＲ吉祥寺駅で、警視庁などが、爆発物を使った無差別テロの訓練を行った。

訓練は、吉祥寺駅の自由通路で爆発が起こり、多くの負傷者が出たという想定で行われた。駆けつけた警察官や駅の係員らが連携して、避難誘導などにあたった。その後、テロリストが路線バスを乗っ取って現場に突入しようと試みるが、警察官によって制圧され、バス内に残された爆発物を爆発物処理班が撤去した。

警視庁は、来年に迫った東京オリンピック・パラリンピックを前にテロ対策を強化している。