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成田空港 午前0時まで“運用延長”で合意

2019年2月4日 16:32
成田空港 午前0時まで“運用延長”で合意

成田空港の運用時間を今年10月末から1時間延長して午前0時までとすることで、国土交通省と空港周辺の自治体などが合意した。運用時間が延長されるのは1978年の開港以来、初めて。

国土交通省や成田空港会社は成田空港の2本の滑走路のうち、原則、午前6時から午後11時までだったA滑走路の運用時間を10月末から1時間延長する案を空港周辺の9市町に示していた。2020年の東京オリンピック・パラリンピックを前に機能を強化することが狙い。

当初は、一部の自治体が、騒音が増えることなどを理由に反対していたが、成田空港会社が騒音対策の費用を一部負担することなどを示し、自治体側が受け入れた。

成田空港の運用時間が延長されるのは1978年の開港以来、初めてで、今後、交通アクセスの改善などを進めていくことになる。