山盛りご飯食べる「もっそう祭り」 輪島市
おわんに高々と盛られたご飯を食べる石川県輪島市の伝統行事「もっそう祭り」が16日に行われた。
「もっそう」とはご飯を盛るために使う円柱状の木枠のことで、藩政時代、年貢の取り立てに苦しんだ農民が年に一度、役人の目を盗んでお腹いっぱいご飯を食べたことが始まりとされている。
1人前は約5合分。今年も早朝から集まった住民8人が黙々と食べ進めていったが…
2年前に完食した男性「2割くらいは食べた。(残りは)昼、夜と奥さんと一緒に食べます」
今回、完食できた人はおらず、住民たちはご飯をお重に移し替え、持ち帰っていた。