カラオケで社歌 社員の一体感醸成にも
会社の歌“社歌”。堅苦しいイメージだった社歌が、社員から愛される歌に変わりつつある。中には、カラオケで歌える社歌も。社員の団結に一役買っているようだ。
カラオケで大合唱しているのは会社の歌、“社歌”だ。堅苦しいイメージだった社歌が、今、社員から愛される歌になっている。
ここは六本木にオフィスを構える社員40人のIT企業。
イー・コミュニケーションズの佐藤信也代表取締役「会社で一緒に働くことの意味を考えようというのがきっかけではあったんですけれども」
社歌を制作している会社から声をかけられ、自分たちで社歌をつくることになった。
社長はプロジェクトチームを立ち上げ、まずは全社員にアンケートをとり、出てきたキーワードをもとに作詞した。
作曲、レコーディングまで、約半年かけて完成した社歌が“Let’s~前へ~”。
♪(前に前に)前に進むんだ (とにかく)前に進むんだ
(ぶつかり)悩み進むんだ 響かせるまで進むんだ
ポップな曲調に
♪Don’t burn bridges cuz smiles are contagious
(関係を断つな 笑顔は伝染するから)
英語の歌詞を入れるなど、従来の社歌のイメージをくつがえす一曲になっている。
この日、集まってもらったのは会社近くのカラオケ店。今、社歌もカラオケで歌える。システムに登録するには30万円ほどかかったが、忘年会などの二次会のカラオケでみんなで歌うことで、一体感がうまれるという。
社員「意外とポップで、すごいのれる曲」
社員「カラオケで歌えることを知らなかったのでそれに驚いた」
佐藤代表取締役「カラオケとかで手軽に経営理念に近いものをみんなで歌えるというのが今の時代に合っている」
【the SOCIAL viewより】