民間から警察犬を選出「嘱託警察犬」審査会
犯人の追跡や行方不明者の捜索を行う警察犬。12日、埼玉県警で民間で訓練された犬の中から警察犬を選ぶ「嘱託警察犬」の審査会が行われた。
嘱託警察犬は、民間で飼育され訓練を受けた犬の中から警察犬を選ぶ制度で、毎年、審査が行われている。12日、さいたま市桜区の秋ヶ瀬公園で行われた審査会には、92頭の犬と指導士34人が参加した。
審査会では、不審者を見つけ確保する種目や、指定されたにおいをかぎ分ける種目などが行われ、参加した犬は指導士と協力して審査に取り組んだ。
埼玉県警によると、去年、嘱託警察犬の出動回数は786件で、嘱託警察犬の出動件数としては、全国一位だという。