東京五輪 交通混雑緩和に向け今夏テストへ
来年に迫った東京オリンピック・パラリンピック。大会期間中の交通混雑の緩和に向け、今年の夏、大規模なテストが行われることになった。
大会組織委員会と東京都などは、東京大会の期間に相当する今年7月下旬から8月にかけて、競技会場が集中する新宿や普段から交通量が多い渋谷など16の重点地区で、交通量を20~30%程度減らすことを目指し、様々なテストを行うことを決めた。
具体的には、テスト期間中、物流関連の企業にまとめての納品や夜間配送などを呼びかけるほか、大会と同規模の交通規制などを行う。
一方で、追加対策として検討されている、大会期間中の首都高速道路の通行料金引き上げについては、調整がまだ進んでいないため、この夏にテストは行わない方針。