安全と豊漁願い「とも旗祭り」石川・能登町
海の安全と豊漁を願う「とも旗祭り」が石川県能登町で始まり、巨大なのぼり旗を立てた船が港の中を巡行した。
とも旗祭りは、能登町小木で行われる海の安全と豊漁を願う春祭り。2日朝は、地元の人たちが港に集まり、高さ20メートルにもなる巨大なのぼり旗を船に取り付けていった。中には、今年ならではのこんな旗も・・・。
地元の人「令和時代が勢い盛んに栄えることを強く願うという思いを込めて書きました」
とも旗や大漁旗を掲げると船は次々と出港し、太鼓や笛の音色が響く中、湾内をまわった。
小木港ではここ数年、地元のイカ釣り船団が北朝鮮の違法操業やイカの資源減少に悩まされていて、漁業関係者はことしの豊漁に願いを込めていた。
3日は神輿(みこし)を載せた船を先頭にした海上パレードが行われる。