経験ないような猛烈な雨 与那国島は警戒を
沖縄県の与那国島では、13日午前、これまで経験したことがないような猛烈な雨が降り続いた。気象庁は、地盤がゆるんでいるとして、引き続き、土砂災害に厳重に警戒するよう呼びかけている。
気象庁によると、沖縄県の与那国島では、午前9時10分までの3時間に、観測史上最大となる276.5ミリの大雨を観測するなど、13日朝から昼前にかけて猛烈な雨が続いた。
与那国町によると、午後2時半現在、島内の住宅で3件が床上浸水、4件が床下浸水しているという。また、島内の県道なども、冠水の影響で一部通行止めとなっていたが、現在は解消されているという。
与那国島では、午後になり雨は弱まってきているが、気象庁は、「すでに重大な災害が発生しているおそれが高い」とした上で、13日朝からの猛烈な雨で地盤がゆるんでいることから、引き続き、土砂災害などに厳重に警戒するよう呼びかけている。