入手困難な3変化するペンギンのぬいぐるみ
ペンギンの成長を3段階で再現した「ぬいぐるみ」が話題になっている。かわいさだけでなく、リアルも追求して作られた制作者のこだわりとは。
これは卵の状態からヒナ鳥へ、ヒナから成鳥に変化するオウサマペンギンのぬいぐるみだ。今年4月に発売されると、入手困難が続く人気商品になった。大阪の水族館“海遊館”の監修のもと、その生態を正しく知ってほしいと細部に至るまでリアルを追求し制作されている。
卵は本物と同じ約11センチ、小さな点は目の後ろにある耳の穴だ。羽毛からはみ出た足首や黒いシミに見えるのも実は翼の模様だった。ペンギンの生態を丁寧に再現し3つの形態を1個にまとめた。
フェリシモの楢崎友里さん「ひっくり返しやすく素材を選定することや、ペンギンの成鳥だけを修正すれば良いのではなく、成鳥を張りのある生地にすると卵の形状が崩れてしまったり、取り組んだ中で最高難易度の商品」
サンプルの修正は7回以上行い、完成まで約10か月を費やした。試行錯誤する中で制作者はペンギンの生態の虜(とりこ)になっていた。
楢崎さん「ペンギンの魅力はたくさんあるのですが、大人になったとき、タキシードのようなかっこ良さ。2本足でヨチヨチ歩く感じがすごくかわいらしくて、水中の泳ぎも速いので…大丈夫ですか?こんな話して(笑)」
ペンギン3変化ぬいぐるみは、海遊館ショップやweb通販で2600円(税別)で購入できる。
【the SOCIAL viewより】