“認知症の人との共生”には何が必要か
認知症の人は6年後の2025年には700万人以上にもなるといわれている。13日夜の深層NEWSでは、認知症の専門家が、政府が「認知症対策大綱」で示す「認知症の人との共生」には何が必要かを解説した。
暮らしネット・えん 小島美里代表理事「認知症の方も、まだなっていない方も、一緒にいられるような空間とか時間をつくっていくことで、(認知症への)偏見、ともかく“怖い病気”だということが一人歩きしすぎているところを、まず払拭することが必要だと思いますね」
東京医科歯科大学・朝田隆特任教授「当事者の人がボケても、普通に生きていけるように、周囲が理解してあげることだと思う」
20年以上、認知症介護の現場で対応してきた小島美里さんは、また、認知症の人との共生を進めるには、「困った人」ではなく「本人が困っている人」だということを周囲の人が理解することが大事だと強調した。