西日本から北日本の広い範囲 災害の危険性がある大雨のおそれ 国交省と気象庁緊急呼びかけ
国土交通省と気象庁は7月1日にかけて、西日本から北日本の広い範囲で災害の危険性がある大雨となるおそれがあるとして緊急の呼びかけを行いました。
気象庁によりますと、梅雨前線の活動が活発となっている影響で九州では猛烈な雨が降っていて、今後、線状降水帯が発生して災害の危険度が急激に高まる可能性があります。
7月1日にかけ西日本から北日本の広い範囲で、大雨となる見込みで東北地方でも警報級の大雨となる予想です。
国交省職員
「長時間雨が降り続くと大きな被害が出るので警戒してほしい」
国交省は住んでいる地域の土砂災害や洪水の危険度を、ハザードマップを確認して早めに避難してほしいとしています。
また、洪水に備えてダムの水位をあらかじめ下げる事前放流を九州などの一部ダムで行っていて、川の水位上昇に十分注意し川には近づかないでほしいと呼びかけています。