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商業捕鯨31年ぶりに再開 下関市を出港

2019年7月1日 14:27
商業捕鯨31年ぶりに再開 下関市を出港

31年ぶりに商業捕鯨を再開する。

ミンククジラやニタリクジラなどを捕獲する捕鯨船団が1日、山口県下関市を出港した。出港を前にした式典には、捕鯨母船・日新丸やキャッチャーボートの乗組員らおよそ200人が参加した。

日本はIWC(国際捕鯨委員会)を脱退し、1日から31年ぶりに商業捕鯨を再開する。

吉川農水相「本日からは捕鯨産業を復興するとの気概を持って、加工や流通を含めたオール捕鯨産業で頑張っていただきたい」

商業捕鯨は、日本の領海と排他的経済水域で行われ、下関を出港する日新丸船団は、沖合でミンククジラ、ニタリクジラなどを獲る母船式捕鯨を行う。

捕鯨船の乗組員「海域がせばまったところが不安は不安。どれだけやれるのかなと」

船団は今月末に一旦、宮城県の仙台に捕獲したクジラの肉を陸揚げし、その後、さらに操業を行って10月初めに下関に戻ってくる予定。