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日航機墜落34年 追悼式典

2019年8月12日 22:34
日航機墜落34年 追悼式典

日本航空の旅客機が群馬県上野村の御巣鷹の尾根に墜落してから34年となった12日、慰霊登山と追悼式典が行われた。

1985年8月12日、羽田発-大阪行きの日本航空123便が御巣鷹の尾根に墜落し、乗客・乗員520人が亡くなった。

12日朝早くから、遺族らが墜落現場となった尾根を目指して慰霊登山を行い、事故で亡くなった人々を悼んだ。

妹を亡くした女性「去年、母が亡くなったので、母も一緒に連れてきてあげたいなと、その思いで来ました」

日本航空のパイロットの飲酒問題をうけて、安全の徹底を願う声も聞かれた。

事故で息子を亡くした美谷島邦子さん「ここにある山の訴えるものをきちんと感じてもらわないと。命を乗せて、大事な人を乗せて(酒を飲んで)操縦かんは握らないって、当たり前のことですよね」

追悼式典では、日航機が墜落した午後6時56分に、黙とうがささげられた。

また、犠牲者の数と同じ520本のロウソクに灯がともされ、上野村は追悼の祈りに包まれた。