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あす日航機墜落34年 犠牲者悼む灯籠流し

2019年8月11日 19:49
あす日航機墜落34年 犠牲者悼む灯籠流し

520人が亡くなった日航機墜落事故から12日で34年。群馬県御巣鷹山の麓では、墜落の時刻に合わせて犠牲者を悼む灯籠流しが行われている。

34年前の1985年8月12日、羽田発・大阪行きの日本航空123便が墜落し、乗客・乗員520人が亡くなった。遺族らは安全運航を願い続けてきたが、去年から、日本航空ではパイロットなどの過度な飲酒による不祥事が相次いだ。

9歳の息子を亡くした美谷島邦子さん「(飲酒問題は)安全問題の根幹に関わるものだと思います。(飲酒問題が起きて)本当に悔しいなと実は思っています。34年間、何をやってきたのかなという悲しい気持ちでいますけど」「変わらないのは安全への願い、安全への祈りだと思います」

灯籠の中には飛行機の絵とともに、「命、安全、大切」という言葉がつづられたものや、「安全な飛行機を頼む」と願いが書かれたものもある。12日は朝から遺族らが慰霊登山を行う予定。

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