「第一三共」開発中の国産・新型コロナワクチン 最終段階の臨床試験で“有効性と安全性”を確認
新型コロナワクチンを開発中の製薬会社・第一三共は、国産ワクチンの最終段階の臨床試験で、既存のワクチンと同程度の有効性と安全性が確認できたと発表しました。
第一三共は、開発中の新型コロナワクチンについて、3回目の追加接種として高齢者5000人を対象に行った最終段階の臨床試験で、ファイザー製やモデルナ製と同程度の有効性と安全性が確認できたと発表しました。
このワクチンは、ファイザーなどと同じタイプのものですが、2度から8度の冷蔵保存が可能となっています。
第一三共は来年1月にも、国内での製造・販売について厚生労働省に承認申請を行う方針です。
また、オミクロン対応の2価タイプのワクチンについても、近く臨床試験を始める準備をしているということです。