「有明体操競技場」五輪メダリストが視察
東京オリンピック・パラリンピックまで、24日で残り1年となるのを前に、オリンピアンたちが競技会場を訪れた。
東京・江東区の「有明体操競技場」では、体操競技とボッチャが行われる。
競技場には、およそ2300立方メートルと、大会施設の中で最も多く木材が使われている。観客席は国産のスギ、屋根は国産のカラマツでできていて、木造の屋根としては世界最大規模だという。
22日、アテネオリンピックで体操金メダリストの冨田洋之さんたちが、建設現場を視察した。
アテネ五輪体操金メダル・冨田洋之さん(38)「木のぬくもりがすごく感じられて、アーチ状の天井が空間を広く感じさせてくれていますので、すごくやりやすいのではないかなという印象です」
会場には観客席1万2000席が設置されるが、大会後には全て撤去し、展示場として使われるという。