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“使用済みプラ”で表彰台 東京五輪・パラ

2019年6月13日 15:29
“使用済みプラ”で表彰台 東京五輪・パラ

来年の東京オリンピック・パラリンピックの表彰台は、使用済みのプラスチックからつくられる。

東京大会での表彰台はおよそ100セットで、組織委員会と大会スポンサーのP&Gなどは、使用済みのプラスチック容器をおよそ45トン分回収し、海洋プラスチックと合わせて表彰台をつくる。

回収は、19日から全国およそ2000のイオングループの店舗で行う。

こうした取り組みは、大会史上、初めてだという。

表彰台のデザインは、大会のエンブレムをつくった野老朝雄さんが手がける。

東京大会では、使用済み金属からメダルをつくる取り組みも進めている。

プラスチックの海洋汚染が世界的な問題となる中、組織委員会は、今月末のG20大阪サミットでもブースを設けて、取り組みを説明する。