“使用済みプラ”で表彰台 東京五輪・パラ
来年の東京オリンピック・パラリンピックの表彰台は、使用済みのプラスチックからつくられる。
東京大会での表彰台はおよそ100セットで、組織委員会と大会スポンサーのP&Gなどは、使用済みのプラスチック容器をおよそ45トン分回収し、海洋プラスチックと合わせて表彰台をつくる。
回収は、19日から全国およそ2000のイオングループの店舗で行う。
こうした取り組みは、大会史上、初めてだという。
表彰台のデザインは、大会のエンブレムをつくった野老朝雄さんが手がける。
東京大会では、使用済み金属からメダルをつくる取り組みも進めている。
プラスチックの海洋汚染が世界的な問題となる中、組織委員会は、今月末のG20大阪サミットでもブースを設けて、取り組みを説明する。