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東京五輪パラのエンブレムに込められた思い

2019年6月6日 4:11
東京五輪パラのエンブレムに込められた思い

来年の東京オリンピック・パラリンピックの大会エンブレムを制作した野老朝雄さんが講演を行い、エンブレムに込めた思いを語った。

野老朝雄さん「私はずっと“つなげる”ということをテーマにしています」

野老さんは、2001年9月11日の同時多発テロに強い衝撃をうけ、以降、様々な断絶を“つなげる”ということをテーマに、創作を続けてきた。

野老さんがつくった大会のエンブレムは、形の異なる3種類の四角形がそれぞれ頂点でつながっていて、オリンピック・パラリンピックのいずれも、同数の45個の四角形で構成されている。

野老朝雄さん「“平等”と“多様性”を同時に記述することができないかと思っていました。多様性のことに関しては、どんどん入れ替えることができる」

野老さんは、多様性が込められたこうしたデザインを、今後も生かしていきたいと話している。