舟旅通勤 オリンピックの混雑減らせるか?
東京オリンピック開催期間中は、交通機関でさらなる混雑が予想されることから、東京都は船で通勤客を運ぶ社会実験を始めた。日本橋から晴海にある朝潮運河までの約4.5キロを結ぶ。
晴海に会社があるという利用客「オリンピック期間中は、混雑が予想されるので、社員をどうやって円滑に通勤させるかを検討している。その一環としてこの船を使えないかと」
どんな通勤になるのか、日本橋から乗船した。ゆったりとした“舟旅”で、満員電車のようなストレスはなさそうだ。すれ違う時に、自然と手を振り合ってしまうのも、船ならではの一幕だ。
低い橋の下をくぐるときはスリルも感じられる。いつもとは一味違った東京の風景が楽しめる。所要時間、約20分で到着した。
利用客「風に吹かれて気持ちいいですし、東京の変化している景色がよく見えるので、便数を増やしたりしないとバス1台分くらいしか乗れないと思いますので、そのあたりは改善点かなと思う」
料金は無料、事前に都のホームページなどから予約が必要だ。この社会実験は8月2日まで平日に行われる。
【the SOCIAL viewより】