「舟旅通勤」実験開始 初日は370人参加
東京オリンピックの開会式まで24日でちょうど1年。課題となっている交通機関の混雑対策として、東京都は、船で通勤客を運ぶ「舟旅通勤」の社会実験を始めた。
「舟旅通勤」の社会実験は、24日から平日8日間行われ、朝の通勤ラッシュの時間帯に、小型船で、日本橋と晴海にある朝潮運河の間を約20分で結ぶ。初日の24日は約370人が利用した。
利用者「地下鉄電車、すごい混んでいるんですけど、船は快適にこられて気持ちよかったですよ。心穏やかに仕事ができそうです」
料金は無料で、事前に都のホームページなどから予約が必要。
都では、交通機関の混雑緩和への効果を検証し、「新たな通勤手段」として来年の東京大会期間中などの運航を検討している。