東京五輪 南スーダンが前橋市で事前合宿
開幕まで1年を切った東京オリンピック。アフリカの南スーダン共和国が事前キャンプを群馬県前橋市で実施する事が決まり、30日、協定書の調印式が行われた。
30日に前橋市役所で行われたのは、前橋市と南スーダン共和国オリンピック委員会との事前キャンプ協定書調印式。
南スーダンは、東京大会に陸上などで選手数人が参加する予定だが、独立まもない上、慢性的な紛争状態にあったことから、満足に練習できる環境がない。そのため、選手たちは今年10月ごろに来日し、大会までのおよそ10か月間、前橋市で事前キャンプをすることになったという。
前橋市は、滞在中の選手らの費用を、ふるさと納税で集まったお金でまかないたいとしている。