交通安全教室で“踏み間違い防止装置”体験
高齢ドライバーのアクセルとブレーキの踏み間違いによる事故を防ごうと、警視庁は踏み間違いを防止する装置の機能を体験できる交通安全教室を開いた。
交通安全教室は東京・足立区の千住警察署で開かれた。
この運転シミュレーターでは、高齢ドライバーが誤ってアクセルを踏み込んでも、自動でブレーキがかかって車が急発進しない機能を体験できる。
体験した人「だんだんと年を(重ねていって)、そういうこと(踏み間違い)があるかもしれない。うっかりが多いなと思うと、今のこれ(踏み間違い防止)が必要になってくるのではないかと感じる」
東京都内では、70歳以上の高齢者の踏み間違いによる事故が、去年1年間に82件起きている。
都は、踏み間違い防止装置の購入費用を補助する制度を導入し、31日から受け付けを始めることにしている。