14日（水）に発生した台風14号は、今後発達しながら北上して、17日（土）には沖縄から奄美に近づく見込みです。その後、3連休にも大きな影響を及ぼすおそれがあり、今後の情報に注意が必要です。

14日（水）午前3時に発生した台風14号は、午後6時現在、小笠原近海にあって、北北東へゆっくりと進んでいます。

中心気圧は994ヘクトパスカル、中心付近の最大風速は20メートルとなっています。

台風は今後も海面水温の高い海域を進むため発達し、17日（土）には強い勢力で沖縄や奄美に近づく見込みです。

そしてその後、勢力を維持したまま九州に接近・上陸するおそれがあります。

9月に入って毎週末のように台風の影響を受けている沖縄ですが、今週末も大荒れの天気となる可能性があります。

沖縄の大東島地方では16日（金）から次第に風が強まり、17日（土）から18日（日）にかけては沖縄本島地方でも暴風が吹くおそれがあるとして、沖縄気象台は注意を呼びかけています。

現時点では週明け19日（月）の進路は定まっておらず、予報円の半径も520キロとかなり大きくなっています。

西日本に接近するおそれや、進路によっては広い範囲に大きな影響をもたらす可能性もあり、今後の情報に十分な注意が必要です。