五輪ボートのテスト大会で「暑さ対策」検証
東京オリンピックまで1年をきり、ボート競技のテスト大会が同じ会場を使って開かれ、課題となっている「暑さ対策」の検証が行われた。
ボート競技のテスト大会が行われた海の森水上競技場は、整備費用の削減で、屋根が一部にしかないため、「暑さ対策」として、観客に冷却剤が配られたほか、チューブで水をまいて、路面の照り返しを防ぐ試験が行われた。
また、会場が東京湾の洋上にあり、観客を近くの駅からシャトルバスで輸送することから、東京都などは、バスを待つ観客が熱中症にならないようにするため、光をさえぎる上、中にミストが設置されている特殊なテントを設置した。
都などは、こうした「暑さ対策」の効果を検証して、来年の本番に備える方針。