国交省書き換え「統計復元」検討会議始まる
国土交通省による建設業の基幹統計が書き換えられ二重計上されていた問題で、統計を復元するための検討会議が初めて開かれました。
斉藤国交相「国民の皆様に対して、誤った数値を出すわけにはいきません。そのためにも丁寧かつ慎重に適正な数値を、国民の皆様に示せるような方策をご検討いただければ」
不適切な処理がなされた統計を復元するための検討会議には斉藤国交相のほか、座長をつとめる青山学院大学の美添泰人名誉教授ら統計の専門家などが参加しました。
この会議では、5月に予定されている最新の統計調査の公表までに一定の結論を出す方針で、座長の美添氏は「与えられた課題は、国民が納得できるような復元の手順を提示すること。そこまでは確実に果たしたい」としています。