国交省“統計不正”で総務省幹部に訓告など
国土交通省の統計不正問題で、国交省から相談を受けていた総務省でも幹部職員7人に対し「訓告」などの措置を行いました。
これは金子総務大臣が21日朝の記者会見で明らかにしたものです。統計審査官室の幹部が「訓告」、統計委員会担当室の幹部2人と統計企画管理官室の幹部がそれぞれ「注意」を受けました。また、監督責任を果たさなかったとして黒田武一郎事務次官、山下哲夫総務審議官、吉開正治郎政策統括官は「厳重注意」としました。
金子総務大臣は、「『本来すべき報告を行わなかった』『注意を欠く対応であった』などの指摘を踏まえたものだ。統計の信頼回復に向け、全力で取り組んでいきたい」と述べました。