【天気】大雨ピーク越えても…九州は引き続き土砂災害に警戒
1日(土)は九州を中心に記録的な大雨となりました。すでに大雨のピークは越えましたが、九州では地盤が緩んでいるため、今後、少しの雨でも土砂災害に警戒が必要です。
<2日(日)の天気>
前線に近い九州では、引き続き断続的に雨が降り、雷を伴う見込みです。土の中には、まだ大量の雨水が含まれていて、土砂災害の危険度が高い状態が続いています。やみ間があっても油断せず、危険な崖や斜面には近づかないようにしてください。
また、低気圧が近い北海道や東北北部でも雲が広がりやすく雨の降るところがあるでしょう。そのほかの広い範囲では天気が回復し、晴れ間が広がりそうです。
日差しとともに気温が上がり、最高気温は岐阜で35℃、福島、熊谷、甲府、名古屋で34℃、東京や大阪でも32℃の予想です。湿度も高く熱中症のリスクが高まります。お出かけ先でも、のどが渇く前にこまめに水分をとるようにしましょう。
<週間予報>
九州では来週も雨の日が多く、まだしばらく土砂災害に警戒が必要です。3日(月)は九州以外の西日本や東日本で広く晴れ間がありますが、大気の状態が不安定となるため、急な激しい雷雨にご注意ください。
各地とも梅雨末期の不快な蒸し暑さが続き、熱帯夜になるところもありそうです。夜間の脱水症状にも注意して、夜寝る前にはコップ1杯の水を飲むようにしましょう。