去年7月、安倍元首相を銃撃し殺害したなどとして逮捕・起訴された山上徹也被告が、12日に行われる公判前整理手続きに出席する見通しであることが分かりました。

山上徹也被告は去年7月、奈良市の近鉄大和西大寺駅の前で、演説中だった安倍元首相を銃で撃って殺害したなどとして、殺人と銃刀法違反などの罪に問われ、現在、大阪拘置所に勾留されています。

山上被告の裁判を巡り、裁判所、検察、弁護側の3者で協議を進めてきた結果、12日に奈良地裁で1回目の公判前整理手続きが行われることになり、山上被告が出席する見通しであることが関係者への取材で分かりました。

今後は公判前整理手続きで争点などを明確にしたうえで、裁判員裁判で審理が行われる予定です。