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九州大雨 水位下がり、病院“孤立”解消へ

2019年8月30日 11:49
九州大雨 水位下がり、病院“孤立”解消へ

九州北部を襲った記録的な大雨。この雨のため浸水していた佐賀県大町町の病院では周囲の水位が下がり、200人以上の入院患者らの孤立状態が解消されつつある。

病院周辺の水位はおよそ50センチまで下がり、30日朝は職員や物資をのせた自衛隊の車が病院に入っていった。佐賀県によると、体調不良を訴えている人はいないという。

大町町では28日、鉄工所が冠水しおよそ5万リットルの油が流れ出した。30日も自衛隊などを中心に油の除去作業が行われている。水位は下がってきたが、まだ油のにおいは残っている。

また、周辺の冠水した住宅街では片付け作業をしている人もおり、家電などを全て買い直さなければいけないという話をしていた。