ネットバンキング口座に不正アクセスか 不正送金グループのリーダーの男逮捕
他人のパスワードなどを使って、インターネットバンキング口座に不正にアクセスしたとして、不正送金グループのリーダーの男が逮捕されました。
警察庁によりますと、矢野洋平容疑者は去年、仲間と共謀して、60代の男性のIDやパスワードを使って、インターネットバンキング口座に不正にアクセスした疑いがもたれています。
矢野容疑者は不正送金グループのリーダーとみられ、SNSで実行役を募集し、役割分担の指示などをしていたということです。
すでに逮捕されているメンバーのスマートフォンなどの解析から、矢野容疑者が浮上したということで、このグループは少なくとも20件の不正送金を行い、被害額は1億2000万円にのぼるとみられています。
警察庁は、矢野容疑者の認否を明らかにしていません。