東京都知事選挙について、日本テレビが読売新聞と行った世論調査と独自の取材を合わせて選挙戦中盤の情勢を分析したところ、現職の小池百合子氏がリードする展開であることがわかりました。

こうした都知事選中盤の情勢分析について、各陣営の受け止めを取材しました。

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都知事選中盤の情勢を分析すると、現職の小池百合子氏がリードしていて、前参議院議員の蓮舫氏と前の広島県安芸高田市長の石丸伸二氏が追っています。

元航空幕僚長の田母神俊雄氏ら、ほかの候補は伸び悩んでいます。ただ、世論調査では、投票先を明らかにしない人も3割弱いて、情勢は変わる可能性があります。

小池氏は、自民党支持層の7割から支持を受けるほか、公明党支持層の9割以上を固めています。また、無党派層も3割強が支持しています。

蓮舫氏は、所属していた立憲民主党の支持層の6割を固めていて、共産党の支持層からは7割弱の支持を集めています。ただ、無党派層の支持は1割強にとどまっています。

石丸氏は、自民党支持層のおよそ1割の支持を得ているほか、無党派層から2割弱の支持を受けています。

選挙戦のポイントの1つ、無党派層に限ってみると、小池氏の支持が3割強と最も多く、石丸氏が2割弱、蓮舫氏が1割強となっています。石丸氏健闘の要因と言えそうです。

都知事選にはこのほか、以下の方々も立候補しています。