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関電金品受領 会長と社長は続投の意向か

2019年10月2日 12:26
関電金品受領 会長と社長は続投の意向か

関西電力の役員ら20人が3億円を超える金品を受け取っていた問題で、八木誠会長と岩根茂樹社長は2日午後、改めて会見を開く。2人はいずれも続投する意向を示す見通し。

関西電力は午前10時すぎから臨時の取締役会を開いていて、終了後、午後2時から八木会長と岩根社長がそろって会見を開く。

高浜原発がある福井県高浜町の元助役、故・森山栄治氏から、3億2000万円相当の金品を受け取った問題について、先月27日の社長会見では役員らの名前と金額、社内調査の報告書を「個人情報」として公表しなかったが、一転、午後の会見で公表する方針。

一方、八木会長と岩根社長は、筆頭株主である大阪市の松井市長から辞任を求められているが「再発防止に努める」とし、続投する意向。