箱根山 5か月ぶり噴火警戒レベル「1」に
気象庁は、神奈川県の箱根山では噴火の可能性が低くなったとして、噴火警戒レベルを約5か月ぶりに「1」へ引き下げた。
箱根山では、今年5月に火山性の地震が増えたものの、現在は減少し、また、山の膨張を示すような変化も収まってきていて、気象庁は7日午前10時、5段階の噴火警戒レベルを最も低い「1」に引き下げた。
専門家による火山ガスの調査からも、火山活動が落ち着いてきていることが確認されている。
箱根町は今後、黒たまごで有名な「大涌谷園地」の営業再開や箱根ロープウェイの全線での運転再開の時期について、事業者と協議していくことにしている。