「豊洲市場」1年“魚離れ”に新たな戦略も
豊洲市場が開場して、11日で1年。朝から威勢の良いかけ声と共にマグロのせりが行われた。
豊洲市場は、温度管理が強化され、水産物の鮮度が良くなったと言われるものの、消費者の魚離れやインターネットを使った直接取引の拡大で、取扱量の減少に歯止めがかからない。
こうした中、魚を調理しやすいように骨を抜いたり、希望の大きさの切り身にしたりするオーダーメードの対応で新たな顧客を見つけている業者もいる。
仲卸業者倉田商店、倉田俊之さん「市場に入荷している魚から厳選した商材をというのは、基本的には昔から変わらない。そこに一手間かけてあるいはお客様のいろんなニーズをくみながら、できるところまでうちの方でサポートさせていただく」
また、豊洲市場でも、来月には地元の人を対象に市場の中で買い物をしてもらうなど、活性化をはかっていく考え。