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解決は…佐野SAあす再び“ストライキ”へ

2019年11月7日 20:13
解決は…佐野SAあす再び“ストライキ”へ

栃木県の佐野サービスエリアが、8日に再びストライキで一部の営業を休止すると発表した。

7日午後4時半ごろ、佐野SAの労働組合が会見を開いた。

ケイセイ・フーズ労働組合 執行委員長 加藤正樹氏「(ストライキは)レストランのみで(午前)7時から8時まで。ストライキはもうやりたくないのが正直あります」

本格的な営業を再開していた佐野SAが、8日、再びレストランで1時間だけストライキするという。

佐野SAでは今年8月中旬、社長と従業員の労使トラブルが発端となり、従業員側が1か月以上ストライキ。ケイセイ・フーズの当時の社長・岸敏夫社氏は8月15日、「(従業員の)みなさんに対する気持ちが一人一人に伝わっていなかったのかなと」などと話していた。

その後、当時の社長は退任、新しい社長が就任したことなどで従業員が復帰し、本格的な営業を再開していた。

しかし、7日、再びストライキを発表。その理由は──

ケイセイ・フーズ労働組合 執行委員長 加藤正樹氏「社長からは『自発的にやめてくれ』とか、いろいろ言われました」

会社側は、加藤氏の退職を求めている。

一方、労働組合側は退職要求の撤回などを求め、ストライキを決行するとした。

運営会社の「ケイセイ・フーズ」社長は「ストライキが起こる可能性が残っていると思われるだけで、SAの運営はとても難しくなります」とコメントしている。