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震度6強と津波襲った珠洲市の“いま” 能登半島地震から1か月<中継>

2024年2月1日 16:39
震度6強と津波襲った珠洲市の“いま” 能登半島地震から1か月<中継>
1日で能登半島地震から1か月。震度6強の激しい揺れと津波におそわれた、石川・珠洲市から中継です。

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珠洲市の中心部、飯田町にきています。近くには港があり、津波の被害をうけました。ここには市内で唯一のショッピングセンター「シーサイド」があるのですが、ガラスは割れ、店内には商品が散乱しています。津波で流れ込んだ土砂も確認でき、1か月がたったいまも、ほぼ手つかずの状態で残っています。

当時は初売りでお客さんと従業員をあわせて70人ほどがいたということですが、従業員の的確な誘導で、全員ケガなく避難できたということです。

そして1日、従業員3人が片付けに来ていたのですが、「正直、どこから手をつけたらいいかわからないような状況。この作業も全く意味がないかもしれないが、それでも、なにか手を動かしていないと居ても立っても居られない状況です」と話していました。

建物の管理者の方に話を聞いたのですが、「いまはまだ、この場所で再開というのはとても考えられる状況ではありません。それでも、地元の人たちにとってはなくてはならない生活の拠点で、なんとか再開してほしいという声が数多く届いている。1か月たったいま、前向きに考えたい」ということでした。