能登半島地震から1か月 震度5弱以上に引き続き注意を 過去の大地震では約1か月後に再び大きな揺れ
気象庁によりますと、最大震度7の揺れを観測した先月1日の能登半島地震以降、能登地方などを震源とする震度1以上の地震はきょう午前8時までに1568回発生しています。
1日も午前8時すぎに能登半島沖を震源とする地震があり、七尾市と輪島市、穴水町で震度3の揺れを観測しました。
地震の回数は増減を繰り返しながら緩やかに減少していますが、石川県能登地方では先月25日から31日の1週間も震度1以上の地震が53回発生するなど、地震活動は依然として活発な状態だということです。
これまでに日本海沿岸で発生した「日本海中部地震」や「北海道南西沖地震」では、最大規模の地震が発生したおよそ1か月後に規模の大きな地震が発生しています。
このため、気象庁は、今後2週間から3週間程度は、最大震度5弱程度以上の地震に引き続き注意するように呼びかけています。また、海底で規模の大きな地震が発生した場合は、津波にも注意してほしいとしています。