東京オリ・パラへ 医療スタッフの研修開始
来年の東京オリンピック・パラリンピックで、医療を担当するスタッフ向けの研修が24日から始まった。
この研修は、大会期間中に競技会場などで医療に携わるスタッフの技能向上を図ろうと行われたもの。24日に始まった研修には、看護師や医師ら約130人が参加し、心肺蘇生やAEDの使い方などの訓練を行った。
来年の東京大会では選手村に総合診療所が設置されるほか、各競技会場には選手用の医務室に加え、観客用の医務室は収容人数1万人につき1か所、設けられる予定。
大会の医療に携わるスタッフは医師や看護師をはじめ、一般の大会ボランティアも含めて1万人以上にのぼるということで、大会組織委員会は、今後もこうした研修を行うとしている。