「配線器具」で火事も 年末に掃除や点検を
延長コードなどの配線器具による火災で死亡事故などが起きているとして、NITE(=製品評価技術基盤機構)は、年末、大掃除の際に器具の点検などを呼びかけている。
NITEによると、配線器具による事故は、昨年度までの5年間で309件起きていて、このうち、191件で火災が発生し5人が死亡している。
コンセントや電源プラグの周辺にほこりや水分が付着し発火する「トラッキング現象」による火災が最も多いという。
プラグを長時間接続したままにすることや複数の電気器具に接続する「タコ足」配線は「トラッキング現象」が発生しやすいためNITEは、年末の大掃除の際にほこりをはらったり点検したりするよう呼びかけている。