“拉致可能性”男性(当時32)国内で発見
「北朝鮮による拉致の可能性が排除できない行方不明者」とされていた当時32歳の男性が、先月、国内で発見されていたことが分かった。これで「拉致の可能性が排除できない行方不明者」は、全国で878人となった。
警察庁によると、1986年、当時32歳だった元会社員の河合有三さんは、名古屋市内のアパートで親族と会ったのを最後に行方が分からなくなり、これまで「北朝鮮による拉致の可能性が排除できない行方不明者」とされていた。
しかし、その後の捜査で、河合さんが先月国内で発見され、身元の確認などを進めた結果、拉致の可能性が排除されたという。
これで、「北朝鮮による拉致の可能性が排除できない行方不明者」は、全国で878人となった。