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ハエが世界救う?昆虫テクノロジー企業代表

2019年12月26日 13:49
ハエが世界救う?昆虫テクノロジー企業代表

ムスカ代表取締役CEO・流郷綾乃さん。ムスカがイエバエに注目して事業を進めている理由や旧ソ連の研究が起源となるイエバエ活用の歴史、イエバエの具体的な活用法・活用場面などについて話を聞いた。

■流郷綾乃さんプロフィル
ムスカ代表取締役CEO。ムスカは昆虫テクノロジー企業。学名で「ムスカ・ドメスティカ」と呼ばれる「イエバエ」を利用している。使うのは旧ソ連の研究をもとに約50年間1200世代選別交配し続けたイエバエ。普通のイエバエよりも成長速度が速く高密度で飼っても死ににくく一度に大量の卵を産卵する。畜産で出る糞尿を堆肥化するのに従来数か月以上かかっていたのを、わずか1週間で肥料と飼料に転換できるという。昆虫の「命の力」を活用して、人口増加による食料危機の解消を目指している。

【the SOCIAL guestより】