成田山新勝寺で年末恒例の「お焚き上げ」
千葉県の成田山新勝寺では、今年1年間に納められたお札を燃やして御利益に感謝する、年末恒例の「お焚(たき)き上げ」が行われた。
新勝寺の「納め札お焚き上げ」は今年納められた不動明王の分身とされるお札を炎の中に返し、1年間の家内安全や無病息災に感謝するもの。
山伏姿の僧侶たちが弓や剣などを使って場を清める伝統的な儀式を行ったあと、高々と上がる炎の中に約5万枚のお札が投げ入れられた。お経が響き渡る中、参拝客は1年間の御利益に感謝しながら静かに手を合わせていた。
成田山新勝寺には毎年、お正月三が日でおよそ300万人の初詣客が訪れるという。