「自分の性別に悩まずに、ぜひ挑戦して」羽ばたく女性研究者賞・最優秀賞にハーバード大の市川早紀さん 駐日ポーランド大使館と科学技術振興機構が共同で創設の科学賞
国際的な活躍が期待される若手女性研究者らが表彰されました。
「羽ばたく女性研究者賞」は、日本の若手女性研究者の活躍推進に向けて、ポーランド出身の女性科学者マリー・キュリーにちなみ駐日ポーランド大使館と科学技術振興機構が共同で創設した科学賞です。第2回となる今年の最優秀賞には、ハーバード大学で博士研究員を務める市川早紀さんが選ばれ、理系分野の研究者を目指す女子学生らに向けてエールを送りました。
市川早紀さん(31)「女性だから特段厳しいとか、女性だから特段有利ということもないので、自分の性別に悩まずに、やりたいなと思ったことはぜひ挑戦していただきたい」
市川さんは、がんなどの病気の仕組みや薬の作用などについて解明を目指す、ケミカルバイオロジーなどの分野を専門としています。
そのほか国内外での活躍が見込まれるとして奨励賞に2人、特別賞に1人が選ばれました。