「良きカエル人になる」東京五輪ボクシング金の入江聖奈 現役最終戦は大会連覇で有終の美 将来はカエルの研究者へ
現役引退をしたボクシング・入江聖奈選手
◇全日本ボクシング選手権大会 女子フェザー級決勝(27日、墨田区総合体育館)
東京五輪ボクシング・女子フェザー級で金メダルを獲得した入江聖奈選手(22)が決勝に登場。第2ラウンドでスタンディングダウンを奪うなど勝利し、2年連続3度目の優勝を果たしました。
来年春から東京農工大学大学院に進学しカエルの研究に没頭するため、この大会を現役最後の試合としている入江選手。決勝の相手は入江選手と同じ日本体育大学で1学年後輩の吉澤颯希選手でした。
第1ラウンド、入江選手は得意の左ジャブでなどで着実に自身のペースに持ち込むと、第2ラウンドコンビネーションからの右ストレートで顔面をとらえ、最初のスタンディングダウンを奪います。さらに終盤にも左・右のコンビネーションで2回目のダウンを奪った入江選手。
しかし第3ラウンド、吉澤選手が反撃。入江選手の顔面をとらえますが、これに入江選手が対抗。壮絶な打ち合いとなります。打たれても打ち返す入江選手、終盤3回目のダウンを奪い、5-0の判定で勝利を収めました。昨年に続き2年連続、大会3回目の優勝となりました。
試合後、入江選手は「すごく幸せな9分間を送れた」と現役最後の試合を振り返りました。
今後は東京農工大学の大学院に進学する入江選手は「良きカエル人になれるように精進します」と将来の夢を語る一方で、「女子ボクシングもいい波が来ているので、パリ五輪そして次の五輪も応援のほどよろしくおねがいします」と次世代へ思いを託しました。
東京五輪ボクシング・女子フェザー級で金メダルを獲得した入江聖奈選手(22)が決勝に登場。第2ラウンドでスタンディングダウンを奪うなど勝利し、2年連続3度目の優勝を果たしました。
来年春から東京農工大学大学院に進学しカエルの研究に没頭するため、この大会を現役最後の試合としている入江選手。決勝の相手は入江選手と同じ日本体育大学で1学年後輩の吉澤颯希選手でした。
第1ラウンド、入江選手は得意の左ジャブでなどで着実に自身のペースに持ち込むと、第2ラウンドコンビネーションからの右ストレートで顔面をとらえ、最初のスタンディングダウンを奪います。さらに終盤にも左・右のコンビネーションで2回目のダウンを奪った入江選手。
しかし第3ラウンド、吉澤選手が反撃。入江選手の顔面をとらえますが、これに入江選手が対抗。壮絶な打ち合いとなります。打たれても打ち返す入江選手、終盤3回目のダウンを奪い、5-0の判定で勝利を収めました。昨年に続き2年連続、大会3回目の優勝となりました。
試合後、入江選手は「すごく幸せな9分間を送れた」と現役最後の試合を振り返りました。
今後は東京農工大学の大学院に進学する入江選手は「良きカエル人になれるように精進します」と将来の夢を語る一方で、「女子ボクシングもいい波が来ているので、パリ五輪そして次の五輪も応援のほどよろしくおねがいします」と次世代へ思いを託しました。