福島第一原発、燃料デブリ取り出し作業が中断 カメラの映像映らず
東京電力「福島第一原発」で行われている燃料デブリの取り出し作業が中断しています。
東京電力は今月10日、福島第一原発の2号機で燃料デブリの試験的な取り出しに着手しました。
これまで、格納容器の中に釣りざおのような装置を押し込む作業が進められ、17日にも燃料デブリ数グラムをつかんで採取する計画でした。
ただ、東京電力によりますと、17日午前6時頃から、装置に付けたカメラの映像が適切に映らなくなる状態が続いていて、作業が中断しているということです。
東京電力は原因の特定を急ぐとしていますが、取り出し作業の再開のメドは立っていません。
最終更新日:2024年9月17日 18:30