新型コロナ 感染医師、大阪の病院でも勤務
新型コロナウイルスに感染した和歌山県の病院の医師が大阪府泉南市の病院でも勤務していたことがわかったが、泉南市ではこれまでのところ感染の広がりは確認されていない。
和歌山県では、済生会有田病院の医師2人と患者2人、さらには医師の妻の合わせて5人の感染が確認されている。このうち、最初に感染が発覚した50代の男性外科医は週に1度、大阪府泉南市の新泉南病院でも勤務しており、今月6日に、診察にあたっていたことが分かった。
接触のあったスタッフと患者あわせて12人のうち、1人にせきなどの症状が見られたが、検査の結果、陰性だったという。ほかの11人は症状が出ていないということだが、病院などでほかにも接触者がいないか、調査を進めている。