東京・練馬区の「練馬光が丘病院」では２８日、新たに入院患者と医師ら２８人が新型コロナウイルスに感染していたことが分かりました。

練馬光が丘病院によりますと、先週土曜日（２６日）に入院患者４人が新型コロナウイルスに感染していることが確認され、その後、接触のあった職員などを検査したところ、２８日、新たに２８人の感染が確認されたということです。

このうち、医師が５人、看護師が８人、入院患者が１２人でした。保健所の指導により引き続き検査を進めるとしていて、新規の外来診療や入院患者の受け入れは、当分の間、中止するということです。

この病院では、今年４月から５月にかけて入院患者と職員あわせて５７人の感染が確認され、患者７人が死亡しました。

感染対策を徹底していた中で再び院内感染が発生したということで、病院は、「より一層の感染防止対策に努めてまいります」とコメントしています。